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ブラチスラバの変な像、最後は
「シェネル・ナチ」像です
帽子を手に取り、素敵な笑顔で挨拶をしている彼ですが
よく破損されたり、帽子部分が盗まれたりしてるらしいです
この像の破損事件とブカレストやルーマニア人は何ら関係無いのですが、
東欧諸国ではルーマニア人の犯罪が多発しているらしい事と
何故か国民性ジョークに「ルーマニア人=盗人」というモノが多いので
なんとなくコイツにやらせてみました
ちなみに、クブコが手に持っている武器はジャガイモです
彼にとって主食であり国花であり、武器にもなる素敵な芋様です
で、このシェネル・ナチ像ですが
作中で言っている通り実在の人物がモデルになっています
本名「イグナーツ・ラマル」1897年8月12日ブラチスラバ生まれの、靴屋さんの息子でした
彼はよく、この通りにあったケーキ屋に通っていて、
その行き帰りには、像のようにして女性に挨拶をしてまわっていたそうな
一説には、知的障害があったとか無かったとか…
彼は街の人からとても愛されていて、
その人気から、生きるマネキンとして靴屋や服屋に雇われていたそうです
そして、彼の死後、彼御用達だったケーキ屋さんが彼の銅像を建て
今に至る…と
わざわざ銅像を作ってしまうとは
きっと、本当に素敵な笑顔の方だったんでしょうね