イン・ザ・空港です。
やっぱり移動は、空港通して入国審査ちゃんとして、が一番ですよ。
緊急時以外はね、それこそ、「殴りたい」とか言う、不適切な理由なんかではね、
瞬間移動しちゃあ駄目ですよ。
いくら気合出せば出来るからって。
〜♪
あ、電話です。イヴァンさんからですね。出ます。
「はい、もしもし」
「あ、クリストくん?どう?そろそろ終わった?」
「はい、大体目ぼしい所回り終わって、今から帰ろうって所です。」
「そっかあ、よかったあ!じゃあ、1月7日はよろしくね!」
「・・・・・・え?」
「うん。ユリウス暦を使ってる正教会の国の皆呼んでクリスマス・パーティやろうと思うから、
今日見て来た皆のクリスマスを参考に、準備、よろしくね! ^ し ^ 」
「あの、お言葉ですがイヴァンさん、その『ユリウス暦を使ってる正教会の国』っていうカテゴリに
俺は入らない筈なんですが……。」
「……クリスト君、それって関係ある?」
「……は…?」
「僕が思うに、君がそのカテゴリに入るかどうかって、特に関係無いと思うんだあ」
「……はい。」
「君が、僕と皆が仲良くするために、一役買ってくれたら、君も僕も、すっごく嬉しいと思うんだあ!」
「……。」
「……準備、やってくれるよね?ちなみに、『NO』の答えは受け付けないよ!!」
「……はい…やらせて頂きます…」
「良かったあ!!じゃあ、1月7日、楽しみにしてるからね!! 失敗しちゃった時は……解ってるよね…?
それじゃあねえ★」
プツッ―――……
・・・・・・
……あと2週間、か…。
〜イヴァン主催の1月7日のクリスマス・パーティ…
自分は一切関係無いそのパーティの、準備をやる事になってしまったクリスト
果たして、イヴァンや参加国の満足するパーティを用意出来るのか!? 乞うご期待……!!〜
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