むかしむかし ある所に ディジー王国という 王国がありました。
ディジー城には 6人のお姫様が おりました。
皆 美しく賢いお姫様ばかりで 王様からもお妃様からも 国民からも愛されていましたが
不思議な力を持った 六番目のお姫様だけは 違いました。
六番目のお姫様 セーシェルは 未来を予知する 不思議な力を持っていました。
セーシェルが危険を予知して知らせると 全てその通りになるので
国民達は皆 「セーシェルが言った通りに世界が動く」と思い 彼女を恐れ 嫌いました。
王様とお妃様は 娘であるセーシェルを嫌う事は出来ませんでしたが
大臣達や国民達が あまりにもセーシェルを不気味がるので ほとほと困っていました。
王様とお妃様は 苦渋の決断を下す事にしました。
セーシェルを 国の外れの スズラン島という島にある 月の塔という塔で 神子として幽閉する事にしたのです。
早速 セーシェルを月の塔まで護衛する 旅の一行が結成されました
神子は 異性と深く接する事を 禁じられています
姫という身分もあり 護衛の者は 全員女で揃えられました。
国で一番の女剣士に 魔法道具のスゴ腕女職人 王宮魔導師の一番弟子と 十年間セーシェルに仕えてきた世話係……
最初は五人だった仲間ですが 様々な町を訪れ 色んな人に出会い 仲間はどんどん増えて行きます。
長い長い旅をする中で セーシェルに芽生えた想いとは……。
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こんな感じの、RPGというか…冒険ファンタジーというか…そんな感じの妄想です
上の地図にある地名は、The本2巻・巻頭に載っている、皆の国花をモジってつけてあります